スズキLJ50エンジンの良い点と悪い点

スズキ軽自動車のリビルトエンジンならファイターエンジニアリング

ファイターコバちゃんのLJ50講座 その2

ジムニーと言われる車両には、実際いろんなエンジンが搭載されており優劣つけがたい、いろいろな特徴があります。

 

2ストローク550cc3気筒のSJ30、4ストローク550ccターボ付き3気筒のJA71、4ストローク660ccターボ付き3気筒のJA11、4ストローク1300cc4気筒のJB31が特に現在でも中古車で、よく見受けられる車両です。
今回は、この中でもいまだに、人気のおとろえないSJ30に注目してみました。

SJ30の良い点

エンジン重量が、軽いためまるでトライアルバイクのような動きで、身軽にクロスカントリー走行ができます。

 

年式的にも古いため、値段も手軽に購入できます。ターボやコンピューターがない為,故障が少なくメンテナンスなしでも乗れてしまいます。

SJ30の悪い点

エンジン設計が古い為、パワー的にものたりなさが、感じられます。28馬力しかありません。
年数経過により、メンテナンスが必要な車両が多く見受けられます。

 

2ストローク車両、独特のエンジン焼き付きのトラブルがたまにあります。

 

いまだに人気のある理由ですが、ジムニーでクロカン走行すると、どうしてもボディーにダメージをあたえてしまう事が多く高い価格の車両ではもったないからでは、ないでしょうか。

 

あとは、良い点の一番最初にあげられた、身軽な動きと手軽に購入出来る事だと思います。

 

では実際購入してからのメンテナンスですが、やはりエンジンに集中してしまいます。
足回り、駆動系は、信頼性の高いジムニーですが、この2ストエンジンだけはデリケートです。

 

日頃のきちんとしたメンテナンスが必要ですが、燃料の供給システムがキャブレターと言い、コンピューターとは違いメンテナンスに特殊技術が必要です。

 

現在に、いたっては修理できるメカニック、技術者がごく少数になってしまいました。

 

エンジン本体ですが、これも走行距離が多い上構造が、特殊なので一般の修理工場では、オーバーホールができません。

 

唯一オーバーホール済みのリビルトエンジン製作会社は、日本中でファイターエンジニアリングだけではないでしょうか。

 

一般のリビルトエンジンは、バラバラにして洗浄し組み立てているだけですが、当社では、プロのレーシングエンジン製作経験を持ち耐久性をあげる作業や、パワーが新車以上にあがる作業もきちんとしているので安心して乗れる楽しいジムニーに生まれ変われます。

 

中途半端な、修理でエンジンにお金をかけるよりプロの作ったエンジンに換装したほうが結果的に安く済み安心して乗れます。

 

今までは,JA11用660ccターボ仕様だけでしたが、全国のジムニストより要望がありLJ50.2ストロークエンジンのラインナップが増えました。

よくわかるLJ50講座 その1
スズキ2ストロークエンジンLJ50 焼き付きについて、ファイターエンジニアリングの経験から原因、対策など説明しました。

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